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感情の機微

R2.11.9の日記

またいつものように朝が来た。最近めっきり寒くなってきましたね。天気は会話に窮するときのネタというが、自分に対してもいつも天気の話をしている。

急いで身支度を整えて外へ出る。晴れててよかった。自転車にのれるから。

ぎりぎりの時刻で職場に着き、今日すべきことについて考えを巡らせた。

書類作って、計算して、調べものして…など算段を整えていると、隣の人が話しかけてきた。業務内容についての質問らしい。先ほど組み立てた計画がぐらぐらし始める。

案件がややこしそうだったので、自分も協力することになった。さっきの計画は粉々に崩れ去った。

電話を取り、要件を聞いて調べものをしていると新しい質問が飛んできて、また電話が鳴り、計算をし…と席を立つ暇もない。誰と話した?さっきの件ってどの件ですか?新幹線から見える景色のように、周りの物事が後ろへ飛んでいく。これ以上電話に出たくない。この職場の人、誰一人電話に出ない。電話ってつくづく時間泥棒だと思う。電話を発明した人を憎む。ベルだっけ?誰でもいい。憎い。憎い憎い憎い憎い憎い憎いあああああなんて考えていると手がフリーズしていた。電話は職場には必要ない。プライベートだけでいい。

電話・計算・会話・電話・計算・会話… の繰り返しだ。隣席の人がn回目に話しかけようとしてきた時、自分は席を立った。いったんトイレに行き、ハンカチを思いきり洗面台へ叩きつける。しばらくぼーっとした後、ふと鏡をみて腰を抜かしそうになった。眉間がしわっしわだった。映画『名探偵ピカチュウ』のピカチュウの眉間こんなだったな。慌てて顔面をほぐし自席に戻った。すぐに隣席の人が話しかけてきた。

今日の昼食はコメダ珈琲にした。割高感は否めないが、ふかふかの椅子が恋しくて。

扉を開けると「いらっしゃいませ~え」とやけに抑揚の利いた声が聞こえた。コメダあるある言いたい、店員さんの間合いが独特がち。

小倉トーストとコーヒーを注文する。10分後、運ばれてきた。「ごゆっくりお過ごし下さあい…」2,3秒不思議な間が生まれる。ここは小宇宙か?茶室か?

バターとあんこをトーストに塗りたくる。べちゃべちゃだ。なぜこうも汚くなるのだろう。おいしいのに。

この席寒いな。寒すぎ。風が直撃してきたので他の席はないかと探したが、すべてお客さんで埋まっている。しょがないあきらめるか。あと昼休みは30分で終わってしまう。早く食べなければ。